産官学連携の歴史を振り返って(3)

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(明治初期における大学体制と殖産振興~工部大学校の意義を中心に)

京都大学 大学院 医学研究科 室田 浩司

前回まで米国の産官学の歴史を見てきたが、今回からは、日本における産官学連携の歴史的変遷を追っていく。まずは、明治初期から第一次世界大戦までの期間を取り上げ、帝国大学設立前の大学体制~特に工部大学校の意義、軍と大学との連携、そして大学体制の整備に伴い誕生した帝国大学と産学連携、といった3 つの視点で振り返っていきたい。

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年 代

技 術

1970年代

日米欧で研究開発が始まる。

1980

日本から光造形法の特許出願。

1986

米国で光造形法の特許成立。

1987

世界初の3Dプリンタ発売。

1988

米国で熱溶融積層法の特許成立。

2005

英国でRepRapプロジェクト発足。

2008

熱溶解積層法の特許が失効し、主にパーソナル用途にさまざまなメーカが参入。

2012

米国で3Dプリンタの研究機構(NAMII)設立。

2013

オバマ大統領が3Dプリンタによる米国の製造業回帰を一般教書演説。

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方 式

特 徴

光造形法

光硬化性樹脂を用い、レーザ光を集光して2次元走査し、樹脂を一層ずつ固化させる。大型の試作品の製造も可能。

熱溶解積層法

熱で溶かした樹脂を型に押し付けて成型する。熱可塑性樹脂を用いることができる。

粉末焼結法

高出力レーザ光を集光し、樹脂や金属などの粉末を部分的に固化させる。

粉末接着法

主に石膏粉からなる粉末をノズルから噴出する接着剤によって部分的に固化する。

面露光法

光造形法の一種である。一層のデータをプロジェクタによって一括照射して固化させる。

インクジェット法

光造形法の一種である。インクジェットノズルによって樹脂を塗布し、露光して固化させる。

 

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