テクノロジーの進歩で出来るようになったラマン分光

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先生のご専門についてお教え下さい。

バックグラウンドは物理化学です。東大院生の頃から赤外分光やラマン分光の研究をし、米国のオハイオ州立大ではピコ秒のレーザーラマン分光の研究室に行きました。その後、神奈川科学技術アカデミー(KAST)の濵口宏夫先生のプロジェクトに参加し、東大での助教授を経て学習院に来ました。 これまでの研究では分光測定を主な手段として使っておりまして、研究の主題は分光法を作るということと、それを使ってケミストリーの現象、特に化学反応などの高速で起こる現象を見る(パ ルスレーザーを使って、およそサブピコ秒から1ナノ秒の間で起こる現象を見る)というのがテーマになっています。

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年 代

技 術

1970年代

日米欧で研究開発が始まる。

1980

日本から光造形法の特許出願。

1986

米国で光造形法の特許成立。

1987

世界初の3Dプリンタ発売。

1988

米国で熱溶融積層法の特許成立。

2005

英国でRepRapプロジェクト発足。

2008

熱溶解積層法の特許が失効し、主にパーソナル用途にさまざまなメーカが参入。

2012

米国で3Dプリンタの研究機構(NAMII)設立。

2013

オバマ大統領が3Dプリンタによる米国の製造業回帰を一般教書演説。

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方 式

特 徴

光造形法

光硬化性樹脂を用い、レーザ光を集光して2次元走査し、樹脂を一層ずつ固化させる。大型の試作品の製造も可能。

熱溶解積層法

熱で溶かした樹脂を型に押し付けて成型する。熱可塑性樹脂を用いることができる。

粉末焼結法

高出力レーザ光を集光し、樹脂や金属などの粉末を部分的に固化させる。

粉末接着法

主に石膏粉からなる粉末をノズルから噴出する接着剤によって部分的に固化する。

面露光法

光造形法の一種である。一層のデータをプロジェクタによって一括照射して固化させる。

インクジェット法

光造形法の一種である。インクジェットノズルによって樹脂を塗布し、露光して固化させる。

 

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